2010-10-17

林家彦六

林家三平の死去にともない、
八代目林家正蔵を海老名家に返上した、
稲荷町の師匠です。

志ん生だ、
圓生だ、
小さんだと、
色んなひとが色んなことを言いますが、
CDで落語を聞くとなりますてえと、
どうも林家彦六を聞いてしまいます。

落語の方は正蔵ですから、
怪談噺や人情噺が中心で、
笑えないのは当然ですけど。

「ぞろぞろ」「唖の釣り」「化物使い」「穴泥」「あたま山」
なんてえ軽く笑える噺もやられます。
笑える噺もやられますけども、
どうしたことか怪談噺人情噺同様、
ひとつも笑えない。

笑えない落語が面白いというのもヘンなハナシですが、
名人というのは紙一重。
お経を聞いてるみたく、
段々と気持ちよくなってゆくんですね。

一生懸命精進致しますてえと、
林家彦六でくすくす笑えるようになってまります。

図書館なんかにありますから、
お試しあれ。
最初は絶対に笑えませんけども。

イワモケ

美人3日で飽き、
不細工3日で慣れ、
ですな。

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